本が読めなくなった私を復活させたリハビリ法

読書が趣味と言いながら、昨年後半は忙しすぎてほとんど本を読むことができず、仕事納め後に積んでいた本を崩しにかかってみたのですが、まるで本を読めないというか活字を追うことに集中力を保てなくなってしまいました。そんな私がまた普通に読書できるようになったリハビリ法です。

 本が読めなくなって読書という何でもない行為も実はけっこう持久力が必要ということに気がつきました。何でもなかったジョギングもしばらく離れてから再開するとまるで走れなくなっていた現象に似ているかもしれません。

 活字を頭に流し込み続けることが結構疲れる行為であり、集中力が続かないことを知りました。そんな私が再び普通に本を読めるようになるまでに約1周間のリハビリが必要でした。このやり方はあるブログの記事との出会いがきっかけでした。 

Kindle本をiPad・iPhone上で音声読み上げ(オーディオブック化)する方法

seikouknowhow.com

 

 この記事で知った読み上げ機能を試して、なかなかの精度に感動(漢字の読みは怪しいところも多い)しました。これでしばらく遊んでいた時に思いついたのが、この読み上げ機能を使いながら本を読めばまた普通に読めるようになるのではないかということでした。

 そこでKindleストアで買ったまま読んでいなかったこの本を読み上げ機能を使いつつ、眼と耳を使って読書しました。 

第一次世界大戦 (ちくま新書)

第一次世界大戦 (ちくま新書)

 

  読み上げ機能には速度調整があるので、はじめはゆっくり音声に合わせて文字を追いかけました。実際やってみるとわかるかと思いますが、ただ文字を目で追うより、かなり集中して読書できます。読み上げが遅く感じるようになったところで"うさぎさんマーク"をクリックして少しずつ速度を上げていきました。

 余談ではありますがiOSの読み上げスピードの上げ下げボタンはうさぎさんとカメさんですが、これは万国共通なんですかね?他言語で試せばわかるのかな。

 そんなこんなで「第一次世界大戦」読み終わり、このリハビリ法の効果を実感したので、Kindle内の積み本を時間が許す限りこの方法で読んでみました。実は4日目くらいからはもう音声がなくても以前のように没頭して読書できるようになっていたのですが、読み上げがある方が普通に感じられるようになり、今でも愛用しています。

 最近ちょっと本が読めなくなったなあという方はぜひお試しください。

 

 あと、このやり方を試すならiPad miniが一番おすすめです。iPhoneiPadと試してみましたがiPad miniがぶっちぎりで読みやすかったです。